いつもお世話になってます!Pスケ(@kaigonarehabilid)です。
介護保険下で働く私たちにとって、書類業務って結構多くないですか?
今現在、数多くある加算全てで書類を作成する事が必須となっている状況です。
今回は特養の機能訓練指導員であるPスケが、個別機能訓練加算の書類業務で使っているチェック方法を教えたいと思います。
ってことで、今回は『個別機能訓練加算で必要な書類内容をチェックする表を作ろう』について話したいと思います!
このチェック表を使って実地指導の時、なるべくチェック漏れが無いようにしましょう。
介護福祉施設(特養)の実地指導 個別機能訓練は記録・計画書を指摘されたよ - カイゴなリハ |
特養での実地指導 ここを見れば大丈夫。必要事項の事前チェック方法 - カイゴなリハ |
このチェック表、個別機能訓練加算だけではなく、いろいろな加算の書類業務に応用出来るので、使ってみてください。
▼目次▼
個別機能訓練の書類関係チェック内容
まずは個別機能訓練加算に必要な書類作成や事項をピックアップしてみましょう。
必要事項は以下の通り。
・3か月ごとの個別機能訓練の説明
・アセスメント表の作成
・個別機能訓練計画書の作成
・共同作成の確認
他にも以下の内容もチェック項目に必要です。
・個別機能訓練計画書の送付
・サインの有無
・書類ファイルへの綴じ込み
チェック表を2つ作成
チェック内容が一通り挙がったら、次は表を作ってみましょう。
Pスケの場合は
- 『3か月ごとの説明表』
- 『月別個別機能訓練計画書作成表』
の2つを作成してます。
なぜ、2つも表を作成しているかというと、、、
Pスケの特養では施設サービス計画書が入居者の状態変化のたびに変更・更新になります。
その都度個別機能訓練計画書の内容も変更しなければならいからです。
なので3か月ごとの説明も、そのたびに変更になります。
また月別個別機能訓練計画書作成表だけだと、前回いつ説明したかを再確認できません。
そのため3か月ごとの説明表があれば経過が追えます。
実地指導でもOKだった!個別機能訓練の本人家族への説明方法 - カイゴなリハ |
だからチェック表を2つにしてあります。
3か月ごとの説明表
では早速、3か月ごとの説明表を作っていきます。
表作成はやはり!どの職場でも使用している『Microsoft Excel』で!(Excel以外でも構いませんョ)
縦軸に
- 『入居者の名前』
横軸に
- 『計画書作成日』
- 『説明日』
- 一応ですが『その他』(使ったことありませんが、、)
を記入します。
大体、横軸の欄は『計画書作成日』『説明日』『その他』が5つずつあれば大丈夫です。
こうして作成したのが以下のようになります。
これで『説明日』の欄には3か月ごとの説明日付を、『計画書作成日』は個別機能訓練計画書を作成した日付を記入します。
作成しなくていい時は『-』などの記号でわかりやすく記入しておいたらいいかも。
参考程度にPスケが作成した表です。→『3か月ごとの説明表.zip』
月別個別機能訓練計画書作成表
次に『月別個別機能訓練計画書作成表』を作ります。
縦軸に
- 『入居者の名前』
横軸に
- 『3か月ごとの個別機能訓練の説明』
- 『アセスメント表の作成』
- 『個別機能訓練計画書の作成』
- 『共同作成の確認』
- 『個別機能訓練計画書の送付』
- 『個別機能訓練計画書サインの有無』
- 『書類ファイルへの綴じ込み』
を書きます。
この書類は毎月更新し、作成していきます。
特養の個別機能訓練加算 共同作成をどうするか - カイゴなリハ |
参考程度にPスケが作成した表です『月別個別機能訓練計画書作成表.zip』
これで2つの書類が出来ました。
チェックの順番
その職場にもよりますが、以下の順番で調べると滞りないと思います。
①施設サービス計画書の当月更新者をピックアップ
↓
②『3ヶ月ごとの説明表』で説明者をピックアップ
↓
③①、②で上がった入居者を『月別個別機能訓練計画書作成表』に記載
↓
④『月別個別機能訓練計画書作成表』をチェックしていく
↓
⑤、④を実施後、説明を行った者を『3ヶ月ごとの説明表』に記載
まとめ
個別機能訓練加算では様々な確認事項があります。
表を作成し定期的にチェックしていくことが、確認漏れを減らせるので、日頃から実施していきましょう。