デイケアとデイサービスの違い~配置基準から考える~

デイサービス デイケア 違い

いつもお世話になってます!Pスケ(@kaigonarehabilid)です。

結構、街には様々な施設がありますよね?

その中でも在宅サービスでよく目にする言葉はデイケアデイサービスだと思います。

ただ中を見てみると、している内容が一緒に見えたりして、違いがよくわかりませんよね?

ということで今回は『デイケアとデイサービスの違い~配置基準から考える~』です。

▼目次▼

  1. 一番は医師がいるかどうか
  2. セラピストと機能訓練指導員の違い
  3. 医師がいるとどうなる?
  4. そもそも基本方針が違う
  5. まとめ

一番は医師がいるかどうか

デイケア 医師 有無
一番の分かりやすい違いといったらここだと思います!

医師がいるかどうか

ここです!

『デイケア』、本来は『通所リハビリテーション』と言いますが、言葉からも分かるように

Pスケ
通ってリハビリしましょう
という場です。

デイケアは常勤医師が配置されないといけないので、病院や老健などの施設に併設されていることが殆どです。

リハビリテーションは『理学療法士なのに機能訓練指導員って?病院のリハビリと違いは?』でも話をさせてもらいましたが、医師の指示の有無で名称が変わっています。

なのでデイサービスでも医師はいませんが、場所によって理学療法士や作業療法士などのセラピストは働いており、専門的な知識で訓練を行える場所もあります。

セラピストと機能訓練指導員の違い

デイケア デイサービス セラピストと機能訓練指導員
もう一つが、セラピストと機能訓練指導員の違いです。

デイケアでは、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が必ずリハビリに従事しています。

一方、デイサービスでは機能訓練指導員が機能訓練を行っています。

この機能訓練指導員とはどのような人達を指すのでしょうか?

機能訓練指導員とは

理学療法士・作業療法士・看護職員、柔道整復師又はあん摩マッサージ指圧師の資格を有するもの

引用:平成30年度介護報酬改定 介護報酬の見直し案

であり、セラピストが必ずしも訓練の担当ではありません。

また機能訓練は『機能の維持・減退を防止』するために行うので、リハビリテーションとは意味合いが違います。

 

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医師がいるとどうなる?

じゃあ医師がいるから何が出来るのって思われますよね?

デイケアに医師がいることで、『医療的・専門的なアプローチ』を行うことが可能となります。

それを裏付けるように、現在のデイケアでは『リハビリテーション会議』というのがあります。

このリハビリ会議は医師を含めたセラピスト、他職種協働で開催し、医師から利用者やご家族に『医療的・治療的アプローチ』のアドバイスが行われてます。

具体的には以下のような内容です。

利用者の健康状態、日常生活能力の評価及び改善の可能性、当該計画の目標、提供内容、目的、リハビリテーションに必要な環境の整備、療養上守るべき点並び将来的な生活の状態等

引用:リハビリテーションマネジメント加算等に関する基本的な考え方並びにリハビリテーション計画書等の事務処理手順及び様式例の提示について

また平成30年度の介護報酬改定から、リハビリの負荷量や中止基準などを説明・明記することが確定しています。

なので今後は更に、デイケアでの医師の関わりが増えて行くようです。

そもそも基本方針が違う

デイケア デイサービス 基本方針
まあ根本的に、デイケアとデイサービスは基本方針が違います。

デイケアは以下のような基本方針内容です。

要介護状態になった場合においても、その利用者が可能な限りその居宅において、その有する能力に応じ、自立した日常生活を営むことができるよう生活機能の維持又は向上を目指し、理学療法、作業療法その他必要なリハビリテーションを行うことにより、利用者の心身機能の維持回復を図るものでなければならない。

引用:指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準第110条

ちなみにデイサービスでは、

要介護状態になった場合においても、その利用者が可能な限りその居宅において、その有する能力に応じ、自立した日常生活を営むことができるよう生活機能の維持又は向上を目指し、必要な日常生活の世話及び機能訓練を行うことにより、利用者の社会的孤立感の解消及び心身の機能の維持並びに利用者家族の身体的及び精神的負担の軽減を図るものでなければならない。

引用:指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準第92条

ということで、

デイケアは『心身機能の維持回復

デイサービスは『心身機能の維持』と家族の『レスパイトケア(休息)』

このように全く違う役割なので、配置人員も違うわけです。

まとめ

デイケアとデイサービスの一番の違いは『医師がいるかどうか』です。

またリハビリをセラピストが行うという点、デイサービスはセラピスト以外も従事して機能訓練を行うという点で違います。

根本的に両方の基本方針も違うので、配置人員も異なるのです。

これらのことを把握して、利用者や家族にアプローチしていきましょう。