適切な車椅子選定の考え方~機能から考えよう編~

車椅子 考え方

いつもお世話になってます!Pスケ(@kaigonarehabilid)です。

車椅子が必要な利用者、ご家族に皆さんどうやって車椅子を選んでますか?

keiくん
『見た目でいいやつ!』
てな訳にはいかないので、きちんと車椅子を利用者に合わせる必要があります。

今回は『適切な車椅子選定の考え方~機能から考えよう編~』ってことを説明したいと思います。

▼目次▼

  1. 車椅子を分解してみよう!
  2. 車椅子の機能
  3. 移動
  4. 姿勢
  5. 移乗
  6. 明確な目的に沿った調整を
  7. まとめ

車椅子を分解してみよう!

車椅子 分解
唐突に『何言っているんだ?』と思われるかもしれませんが、、、

車椅子の言葉を分解してみよう!って意味です。

で、簡単に『車椅子』を分けるとこうなります。

『車椅子』=『車』『椅子』

そもそも『車椅子』は『車』『椅子』から出来ていて、おおまかにこの二つの機能を持っています。

では、車と椅子をもう少し機能的に見てみるとどうなるでしょうか?

車椅子の機能

いくつかあるとは思いますが、その中でも車椅子の機能を分けると以下のようなのが考えられます。

  • 移動=『車』
  • 姿勢=『椅子』
  • 移乗=『車椅子に移る』

このように車椅子は『移動』『姿勢』『移乗』の機能からなり、これらを考慮して利用者に車椅子を選定していきます。

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移動

車椅子には歩行に代わる移動という機能があります。

移動には大きく分けると3つに分かれます。

  • 介助
  • 自駆動
  • 電動

その中でも『自駆動』と『電動』は方法も多義に渡ります。

  • 自駆動

上肢駆動

片手片足駆動

下肢駆動など

  • 電動

ジョイスティック

フットコントロールなど

などの方法があります。

姿勢

車椅子 座クッション
姿勢は車椅子の椅子の機能が占める場所です。

例えば

  • 座面クッションは何がいいか
  • バックサポート、座面シートの調整機能の有無
  • 座面角度、背角度などの調整
  • フットサポート、アームサポートの調整

など

様々な調整機能を使って、利用者がどのような目的で使用していくかを検討していきます。

移乗

車椅子を使用するには、利用者がどのような移乗をしなければならないかを考えなければなりません。

その移乗方法として以下の事が考えられます。

  • 立位
  • 座位
  • 移乗リフトの使用

など

利用者の疾患や心身の状況などを考慮して、それぞれの移乗方法に適した機能にする事が大事です。

またどの程度の介助が必要かによってもアームサポートやフットサポートの脱着方法も変わってきます。

 明確な目的に沿った調整を

車椅子 明確な目的
今まで述べたように車椅子は、福祉用具の中でも珍しい『移動』『姿勢』『移乗』の3つの機能を持った道具です。

この3つの機能を最大限に生かし、利用者の全ての問題点をパーフェクトに解決する車椅子を作るのは難しいことです。

なので利用者ごとに車椅子をどのように使うか明確な目的を立て、目的に合わせた調整をしていくことが重要です。

この『移動』『姿勢』『移乗』を念頭に考え、車椅子を選定・調整していきましょう。

まとめ

車椅子の言葉を分解すると、

『車椅子』=『車』+『椅子』

であり、車椅子の機能として、

  • 『移動』
  • 『姿勢』
  • 『移乗』

の三要素からなります。

車椅子の選定・調整はこれら3つの機能のバランスを考えながら行う必要がありますので、利用者ごとの目的に沿って行っていきましょう。