いつもお世話になっています!Pスケ(@kaigonarehabilid)です。
介護施設の職場でよく聞かれる
という言葉。
他の職員からは
と人によって、同じ時期に行政が来て何かあるのに、呼び名が違うことってあります。
そういう時にふと疑問が湧きます。
そんな疑問が湧いた皆さんに答えたいと思います。
って、ことで今回は『介護保険で良く聞かれる!実地指導と監査の違い』について話したいと思います。
1.実地指導と監査の違い
実地指導と監査の違い。
簡単に言えば、
実地指導…定期的なチェック
監査…介護報酬等で不正や不当が見られた場合行われる。最悪、事業所の指定取り消しにも
というイメージ。
なので余程、実地指導や利用者・家族からの報告で著しい不正や不当な事がない限りは監査はしないということだと考えていていいと思います。
2.実地指導とは
では、実地指導をより詳しく説明すると…
先ほども話したように、実地指導は介護サービス事業者に対して行政が行う定期的な点検のようなものです。
チェックされる内容として以下の内容の適合状況や、適正に行われているかを見られます。
- 介護報酬の請求
- 設備内容
- 運営基準
- 法令
- 通達
また指導の方法として
- 集団指導…各介護サービス事業所の代表が集まって指導を行う
- 実地指導…介護サービス事業所に行政の担当が赴いて、現場で指導
のような形で行っていきます。
ちなみに以前実地指導を受けた際に、指導を受けた内容は以下のページに書いてありますので、参考にしてみてください。
3.監査とは
実地指導は定期点検の役割でした。
しかし監査の場合は
- 実地指導
- 利用者・家族・他者からの通報等
で著しい不正や不当が疑われた場合に行われます。
監査が行われ、不正・不当が確定した場合は処分が下される仕組みとなっています。
処分内容として
- 勧告(文書で報告)
- 命令
- 指定の取り消し等
重い処分が下されることが多いです。
4.参考
ちなみに今回は東京都の指導検査実施要網を参考に書かせていただきました。
実地指導や監査の内容は自身が所属する自治体によって違う場合があります。
ご自身が所属する行政のホームページをご覧になって確認してみてください。
5.最後に
介護サービス事業所に来られて、役所の方が記録や基準を確認されるのが実地指導。
著しい不正があり、厳しい厳罰が下るかもしれないのが監査。
となっています。
このように言葉の意味をしっかり理解していく事が大切だと感じます。