知っていれば損はしない。医療・介護職場の理念ってなに?

理念 協力

いつもお世話になっています!Pスケ(@kaigonarehabilid)です。

皆さんは職場の理念って深く考えたことありますか?

下手したら『理念ってなに?』と思う人もいれば、理念の存在すら分からない人もいると思います。

ってことで、今回は『知っていれば損はしない!医療・介護職場の理念ってなに?』について話したいと思います。

1.経営理念とは?

医療・介護だけではなく、様々な多くの企業では『理念』が掲げられてます。

 

『理念』の多くは『経営理念』のことを指しています。

 

経営理念とは一体、何のために存在するのでしょうか?

 

経営理念とはWikipediaによると、、、

経営者の経営哲学や信念、行動指針や目的などを明文化し、その企業が果たすべき使命や、基本姿勢などを社内外に向けて表明するものである

引用:Wikipedia

 

という活動の基本方針となっています。

2.どういう時に活用するの?

『経営理念』って、堅苦しいしどうせ経営者の決めた言葉だから別に平社員には必要ないっしょ? 

なんて言葉が聞かれることがあります。

でもPスケは理念とは必要なもので、全職員が知らなければならないものだと思ってます。

ではこの『経営理念』はなぜ覚えなければならないと思いますか?

その覚える理由として、理念とは仕事上での目的であり、道標だからです。

仕事上でどちらの方向に進めばいいか迷ったとき、標識となるものが『理念』です。

そのことで理念に沿った仕事をしていれば、多職種で行うチームケアにも協調して取り組むことができるからです。

また理念は仕事上でつまづいた時、立ち返る大切な言葉なのです。

例えば理念が『職員も利用したい施設』とします。

そのような理念だったら、職員は『食事介助でご飯を利用者のタイミングで口に運んでないけど、今行ったケアは自分が利用者だったらしてほしいケアだったのか?

とか

トイレに行きたいと言っているのに、オムツ対応だから連れて行かないのはどうなのか?』など

利用者目線になって、してもらったことが正しかったのか職員も利用したいケアをしているのか考える一つの指標になる大切なものなのです。

3.理念に沿って行動できない職場はあまりいい職場じゃない?

Pスケは今までに病院~老健~在宅~特養と様々な施設形態、大小の法人に勤めてきましたが、やっぱり『企業理念』がしっかりしている法人は違いました。

 

何が違うのかと言うと、大抵の職員が理念を暗記しており、一人一人の職員の考え方、向上心や探求心など様々な点で優れているし、利用者の満足度も高く、法人の売り上げとしても安定している様子でした。

 

一方、理念が浸透していない職場は利用者に対する接遇はため口、ちゃん付け。

利用者・職員に対する悪口や陰口、向上心の欠如。

法人の売り上げも不安定なところもありました。

 

このことは一概に言い切れませんが、やはり理念がしっかり職員に浸透している職場は、全てにおいて質の高いサービスを提供している様子があります。

4.理念を覚えていない職場は、いい職場じゃない?

様々な職場を移ってきたPスケですが、転職の際に就職先を選ぶ一つのポイントとして、

職員が理念を覚えている・中身の解釈ができる施設は質が良い!

と言えるとおもいます。

 

でも理念を少しも言えない・内容を理解していない職員、管理職の人がいる職場は、

 
ホントにいい職場なのかな?

疑ってみるのも一つだし、就職を断念するのも考えだと思います。

5.おわりに

様々な職場で働いてきたPスケですが、理念を知ることで自分がどのように職場に貢献できるか常に考え、日々の業務を遂行する大切な言葉だと感じています。

全職員に理念が浸透すると自立した職員が増え、施設の質も向上することだと思います。

また転職時の一つの指標としても利用できると感じています。

もう一度皆さんの職場の理念を見直してみませんか?

関連コンテンツ