いつもお世話になってます!Pスケ(@kaigonarehabilid)です。
個別機能訓練加算を毎日算定しているから、
今回は『特養の個別機能訓練加算 機能訓練指導員が直接介入して訓練を毎日しないといけないの?』ってことを話させてもらいます。
目次
▼目次▼
- 結論から言うと毎日直接関わらなくて良い
- 1人で個別機能訓練に入るのも大変
- 毎日個別機能訓練加算を取得しているので、、、
- 機能訓練指導員以外がしてもよい訓練
- 個別機能訓練計画書には生活リハやレクなどの記載をする
- まとめ
結論から言うと毎日直接関わらなくて良い
言っておきますが、毎日、直接的に機能訓練を行わなくていいです!
なぜなら機能訓練に関わる文言が記載されているからです。
入所者の日常生活やレクリエーション、行事等を通じて行う機能訓練指導については、当該施設の生活相談員又は介護職員が兼務して行っても差し支えないこと。
1人で個別機能訓練に入るのも大変
100名規模の特養の場合、機能訓練指導員は1人勤務が多いと思います。
また100名以上の規模の場合も看護師や併設のデイサービスの機能訓練指導員が兼務していることが多いです。
いくら二人体制だといっても、入居者を個別に訓練するのは大変。
単純計算すると、100名規模で週休2日、1人の機能訓練指導員が入居者に週1回個別で関わる場合、、、
1日に20人に関わる必要があります。
このように個別だけで訓練を行うと結構な人数です。
毎日個別機能訓練加算を取得しているので、、、
また個別機能訓練加算は1回介入した点数ではなく、毎日算定する加算です。
そのため1週間のうち、1回しか個別機能訓練を行わないのもおかしな話だと思います。
なので毎日何かしらの訓練を実施していく必要があるのです。
そのため、効率的に訓練を取り入れる為、介護職などが行えるような内容を取り入れる必要があります。
機能訓練指導員以外がしてもよい訓練
機能訓練指導員以外で出来る内容と言えば、以下のようなものがあります。
- レクリエーション
ユニット生活の中では様々なレクリエーションが行われていると思います。
調理レクや外出レク、散歩や買い物、嚥下体操、計算問題、塗り絵など。
それらのレクリエーションを機能訓練として、取り入れることも可能です。
- 生活リハビリ
移乗やトイレ動作、寝たきりの方は車椅子座位を行うなど、生活の中で行うリハビリを組み込んでいきましょう。
個別機能訓練計画書には生活リハやレクなどの記載をする
必ずレクリエーションや生活リハビリを機能訓練として取り入れる場合は、個別機能訓練計画書に記載してください。
まとめ
機能訓練指導員は少人数しかいない為、入居者に十分な機能訓練を提供しにくいと思います。
なるべく日頃の生活の中で機能訓練として出来る内容をくみ取り、それらをしっかりと個別機能訓練計画書に記載していきましょう。